KatayamaGuitarについて
エム・ズィー・キューの代表である片山一朗は1976年にアコースティックギター会社に入社し、 ギターとの関わりを持って以来、モノづくりの楽しさにのめり込むこととなる。
この時代はアコースティックギター会社にとっていわゆるピエゾ式エレアコ開発黎明期であり、2年ほどの現場を経験後、社内で開発責任者を担当する。 当時の開発目標とするところは、サドル下設置ピエゾ方式A/Eギターで如何に生音を忠実に増幅再現することが出来るかという事であった。 長年にわたる数々の試みはそれなりの成果を上げてはきたが、アコースティックエレクトリックギターの理想、 生ギター音の忠実なる電気的増幅再生は2008年に前職を辞すまでに到達することができなかった。
2015年、それまで開発を続けてきたアコースティックチェンバーの新作を研究途中に片山は突然、後のSMPUシステムのアイディアが湧きあがり、 迷うことなくそれに没頭、研究することになった。 試行錯誤を繰り返し完成した新しいKatayama guitarはSMPUと名付けた装置を取り付けた。片山の研究の集大成である。 片山はこの方式がさらに発展し、将来A/Eギター界の更なる隆盛に寄与することを夢見ている。